和硯の本を始めとした書道の本を買い取り！

スタッフのコメント

こまいぬ堂のスタッフSです。
千葉県木更津市へ出張に行ってきました。

今回のお取り引きでは
・和硯のすすめ　/　石川二男
を含めその他にも書道関連の写真集や本など合計50冊をお譲りいただきました！
ありがとうございます。

「硯」という漢字を見て、すんなりと「すずり」と読める方はあまりいないかもしれませんね。
書道においては「硯(すずり)」「筆」「紙」「墨」の4つを使うことになるのですが、これらをあわせて「文房四宝」と呼びます。
その中でも硯は、実際に使っても消耗することが少なく、骨董品としての価値が高いことでも知られています。
中国で造られた硯は「唐硯(とうけん)」、日本で造られた硯は「和硯(わけん)」と呼ばれ、それぞれ生産地による特徴があるようです。
ただ、今は安価で質の良い唐硯の輸入によって、和硯は数が少なくなっているそうです。
学校での書道の時間などには何も考えずに硯を使っていた方がほとんどかと思いますが、改めて硯について知っていくと思っている以上に奥深い世界で驚きました。
硯が骨董品として位置づけられているのも納得です。

どれも興味深く、書道の魅力を再確認させてくれるものばかりでした。
この度はご依頼いただき、ありがとうございました！