藤田嗣治など、画集・美術本を買取!
買取品 | 「藤田嗣治画集」等 |
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ご依頼地域 | 千葉県市川市 |
買取方法 | 出張買取 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフのコメント
こまいぬ堂のスタッフSです。
今回は千葉県市川市のお客様から買い取りのご依頼をいただきました。
今回のお取り引きでは
・美術
のジャンルを中心にダンボール5ケース分ほどをお譲りいただきました!
本当にありがとうございます。
藤田嗣治さんの画集がありましたが、藤田嗣治さんという呼び方よりも「レオナール・ツグハル・フジタ」「レオナール・フジタ」という呼び方のほうがしっくりくるという方も多いかもしれませんね。
藤田嗣治さんは日本生まれのフランスの画家・彫刻家で、第一次世界大戦前よりフランスのパリで活動していました。
猫と女性を得意な画題とし、日本画の技法を油彩画に取り入れつつ、独自の「乳白色の肌」と呼ばれた裸婦像などは西洋画壇の絶賛を浴びました。
エコール・ド・パリの代表的な画家としても知られています。
「乳白色の肌」の秘密については藤田嗣治さんは一切語らなかったと言われているのですが、実は絵画の修復にあたってその謎が解明されました。
「硫酸バリウムを下地に用い、その上に炭酸カルシウムと鉛白を1:3の割合で混ぜた絵具を塗っていたこと」「絵画の下地表層からはタルクが検出されており、その正体は和光堂のシッカロールだったこと」が藤田嗣治さんならではの「乳白色の肌」を生み出していたのだそうです。
お譲りいただいたものはどれも興味深く、思わず見入ってしまうものばかりでした。
この度はご依頼いただき、ありがとうございました!