つげ忠男「跋折羅劇画叢書」をお取り引きいただきました！

スタッフのコメント

こまいぬ堂のスタッフSです。
千葉県大網白里市へ出張に行ってきました。

今回のお取り引きでは
・跋折羅劇画叢書1 どぶ街
・跋折羅劇画叢書2 無頼の街
を含めその他にも漫画や小説、単行本、雑誌など合計200冊をお譲りいただきました！
ありがとうございます。

今回はつげ忠男先生について触れていきたいと思うのですが、つげ忠男先生は「ねじ式」で有名なつげ義春先生の弟さんになります。
お兄さんであるつげ義春先生と同じように、前衛的な漫画が多く載っていた雑誌「ガロ」で作品を発表していました。
兄弟で漫画家というのもすごいことですよね！
作品はもちろんなのですが、つげ忠男先生自身もかなりインパクトのあるエピソードをお持ちです。
例えば、中学生の頃には悪いグループと付き合いがあり、ちょっとした悪事に参加させてもらっていたそうです。
ただ、それでも厄介な企てなどのときには外されていました。
その理由が「漫画の才能を認められており、特別視されていたから」なのだそうです。
将来漫画家になると誰もが信じていたというのですから、漫画家になるべくしてなったという感じですよね。

どれも興味深く、その場で読みふけってしまいそうなものばかりでした。
この度はご依頼いただき、ありがとうございました！